知ってる？猫の正しい抱き方
猫を抱っこするタイミング
猫をちゃんと抱けていますか？
猫を愛する飼い主ならば知っておきたい正しい抱き方。
それには、まず猫の習性を理解し、無理強いせずに接することが大切です。
猫とは基本的に気まぐれな生き物です。
放っておいてほしい時は触られるのも嫌がるので、この時に抱っこしてはいけません。
抱っこのタイミングは、甘えて自分から寄ってきた時だけ。
この時に、やさしく抱っこしてあげましょう。
猫の正しい抱き方と嫌がる抱き方
正しい抱き方は、おしりや腰、背中を両腕で包み込むようにして、安定感を与えるように抱くことです。
正しく抱くことができていれば、しっぽの仕草で気持ちを読み取ることができたりします。
抱っこされて嬉しい時は、しっぽを波が打つようにゆったりと動きます。
逆に抱っこされて嫌な時、ストレスを感じる時は、しっぽをパタパタと素早く動かします。
さらに恐怖を感じると、しっぽを巻くようにお腹にぴったりくっつけてしまいます。
上半身や下半身だけで支えるような抱き方や、お腹を上に向けるような抱き方は、猫の体が不安定になり、ストレスを与えてしまう原因です。
また、人間の赤ちゃんのように、両脇に手を入れて抱き上げるやり方も、肩や前足の関節に負担がかかってしまいます。
そもそも抱きかかえるという行為は、猫に限らず、動物にとっては捕獲されるようなものです。
それを許してくれるということは、信頼されているという事。
愛すべき存在への知識を深めて、上手にコミュニケーションをとり、猫との幸せな毎日を過ごしましょう。
