猫は外飼いと室内飼いのどっちがいい?
猫は外飼いか室内飼いか
猫を室内飼いするか、それとも外飼いにするのか、猫好きな人にとっても意見が分かれるところです。
自由気ままに生きるのが猫だから、室内飼いなんて可哀想、という人もいれば、室内飼いのほうが安全だから外に出すほうが可哀想、と考える人もいます。
本当のところは猫に聞いてみなければ分かりませんが、それぞれの良い点と悪い点をよく考えて飼い方を決めるようにしましょう。
外飼いと室内飼いの運動量
外飼いのほうが室内飼いよりも優れている点は、運動量が多くなるという点です。
家の中では運動量が足りずに肥満になってしまう猫もいますが、外飼いの猫の場合は自由に街中を行き来できるので、室内外とは比べ物にならないくらい運動ができます。
しかし、室内飼いでも工夫をすれば運動不足の心配は要りません。
しっかり運動できるようにキャットタワーを家の中に置いてあげれば運動不足はある程度解消されます。
また、去勢・避妊手術をすれば、外に出られないことに対してストレスを感じることはほとんどなく、猫も室内が安心するようになります。
外飼いと室内飼いの危険性
平均寿命は室内飼いに比べて外飼いの猫のほうが短くなると言われています。
これは、外に出ることによって交通事故に遭う可能性が高くなるほか、外で喧嘩をしたり、病気をうつされたりする危険性が高くなるからです。
また、昔、近所で「猫いらず」が入ったエサがばら撒かれたことがあり、野良猫たちと外飼いされていた猫たちの多くの命が失われてしまった事もありました。
このように、外飼いは常にリスクがあるという事を頭に置いておきましょう。
ただし、室内が絶対に安全とは言い切れません。
家の中にも危険は潜んでいます。
例えば、電気コードを噛んでしまって感電してしまうようなケースもあるようです。
他にもカーテンなどに引っ掛かって爪が折れてしまった猫や、ボタンなどの小さいものを飲み込んでしまい。手術して取り除いた猫もいると言いますので十分注意してください。
猫にとって外飼いと室内飼いのどちらが幸せなのかは一概には言えませんが、双方の良い点と悪い点をしっかり考えた上で選択してください。