犬猫大好き!情報室

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犬のコーヒーを与えてはいけない!その理由は?

コーヒーが人体に与える影響

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コーヒーはブレイクタイムに欠かせない嗜好品です。
かつてはカフェイン中毒なる言葉があり、飲み過ぎると健康に多大な害をもたらすと言われていました。

ところが近年では逆にコーヒーの健康効果が発見され、適量さえ守ればむしろ病気予防に役立つ飲み物となりました。


カフェイン中毒自体は確かにありますが、成人男女がそれになるためには一日マグカップ100杯近くのコーヒーを飲む必要があり、現実的に危惧するリスクとは考えられません。


大人の男女がごく普通に飲む程度なら健康被害を気にするレベルではなく、せいぜい夜、目が冴えてしまう事を心配すれば良いくらいです。

 

犬にコーヒーを与えるのは?

しかし、飼い犬にコーヒーを与えるのは非常に危険な行為になります。

飼い主の事が大好きなペットは、自分も人間と同じ食べ物と飲み物を味わいたいと感じ、飼い主が手にしているマグカップに興味を強く示します。

 

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そこで可愛い愛犬のおねだりに負けてしまい、ついついコーヒーを与えてしまう方がいます。

人間同様に少量であればカフェイン中毒が起きる事はありませんが、犬は人に比べて体重が軽いので、人間の感覚よりもかなり少ない量でもペットは健康被害に遭ってしまいます。

特に元々身体が小さい小型犬は、ほんの一口レベルでも健康被害に遭遇する事が多いため与えてはいけません。

 

基本的には体重1㎏あたりカフェインが100~200mgで危ないと言われていますが、個体差があるため、これよりずっと少ない量でも危険な状態になることがあります。


失禁、めまい、下痢、情緒不安定、過度な興奮、立ちくらみ、消化不良、昏睡などの健康被害が起きてからでは手遅れになりますので、いくら愛犬が可愛くコーヒーをおねだりしてきても絶対に与えてはいけません。

軽い気持ちであげたつもりが取り返しのつかない事になる場合もあります。

また体格の大きい大型犬だったとしても、ホットコーヒーの場合は顔や舌の火傷の危険性もありますので、やはり安易に与えないようにしてください。

コーヒー以外の飲料も危険

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さらにカフェインが入っている飲料は、紅茶や緑茶やココアなどコーヒー以外にもたくさんあります。

特に栄養ドリンクは通常よりもカフェインが多く含まれているため、絶対に与えてはいけません。

これらの飲料は犬の手の届かないところに置くなどして、口に入れないように気を付けてください。