【猫の種類】白・グレーの長毛種の特徴

白の長毛種

猫は多くの品種が存在し、毛の色や長さをはじめ、それぞれ異なる特徴を持ってます。
特に毛の色は遺伝子の欠損や変異によって変化すると言われ、全身白い毛並みを持つ猫がそれに当てはまります。

これはアルビノという色素を全く持たずに生まれる突然変異として身体の色が変化すると言われますが、白くなる原因はこれ以外にもう1つ考えられます。

それは白色遺伝子と呼ばれる優性遺伝子、あるいは白斑遺伝子と呼ばれる遺伝子が他の遺伝子を消して白を優勢した体作りを行います。
こうした遺伝子の影響か白い猫の多くは聴覚障害を患ったり、左右の目の色が違うオッドアイになりやすいと言われます。

また白猫は一般的に神経質で怒りっぽく繊細な性格と言われ、やや扱いにくいでしょう。

白い毛並みと長い毛を持つ品種にはラグドールなどが当てはまります。
ラグドールは温厚で賢く、室内で飼いやすい猫種だと言われています。

グレーの長毛種

実はグレーの毛並みを持つタイプは日本では少ないと言われます。
純血種ではロシアンブルーやコラット、シャルトリューが当てはまり、それ以外、つまりミックスという種類でグレーは生まれる確率はかなり低いです。

比較的穏やかな性格が多く人間ともコミュニケーションを上手くできる反面、少々内気でありストレートな愛情表現を苦手に思う子も少なくありません。
そのためこっそり隠れて飼い主さんをジッと見つめて愛情を送ってるような姿もしばしば見られます。

また頑固な一面も持っており、自分の意志は曲げないのもグレーの猫の特徴です。
グレーの長毛種はラグドールやメインクーンなどが当てはまります。

長毛種の猫は暑さに弱い傾向があるので、夏場は冷房を効かせるか適度にカットしておき、快適に過ごせるようにしてあげましょう。