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【犬の病気】熱中症を防ぐ!最悪の事態を招かないために

犬の熱中症

近年増え続けている熱中症は、人間だけでなく犬もかかる病気です。

犬の発汗は肉球が主なので、人間のように汗をかいて体温を下げることができません。
暑い時には「パンティング」と呼ばれる、ハアハアと浅い呼吸を繰り返すことで体温を調節しています。

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そのため犬は人間よりも熱をため込みやすいので、熱中症になりやすくなっています。
熱中症になると最悪の場合、命にかかわる事があるのでしっかり予防してください。

 

暑い日に長時間散歩していると熱中症にかかってしまう事があります。
真夏の地面の照り返しはきつく、特にアスファルトは気温が30度の場合では路面温度は50度に達すると言われているので、熱中症以外に火傷にも気を付けないといけません。


昼間に散歩に行く事は避け、早朝や夜などの涼しい時間帯に行くようにしましょう。

 


summer04「ワンコの熱中症を防ぐ!お散歩編」


熱中症を防ぐには

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外で飼っている犬の場合は、昼間の間だけでも家の中に入れてエアコンをつけてあげてください。
それが難しい場合は、犬小屋を日陰の涼しい場所に置くようにしたり、何か日よけになる物を置くなどして、直射日光を避けてください。

 

そして、犬小屋の下にはすのこなどを置いておきましょう。
布で凍ったペットボトルを巻いて、枕代わりにするのも良いでしょう。
犬小屋の周りに打ち水をするのも効果があるようです。

 

室内で飼っている場合も、夏場はエアコンを利用して熱中症対策をしましょう。
外出して犬を留守番させる際は、特に気を付けてあげてください。

 

温度は28度、湿度は60%以下(高齢や療養中の犬の場合は23~25度、湿度は50%以下)が良いとされています。
また、ペット用の冷却マットを敷いておくのも良いでしょう。

 

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 熱中症になってしまったら

応急処置として、まずは全身に水をかけて冷やしてください。
もし水を飲める状態なら、しっかり飲ませてあげましょう。
保冷剤にタオルを巻いて、首・脇・足の付け根を冷やしてあげるのも効果的です。
そして、できるだけ急いで病院に連れて行くようにしてください。

 

処置の仕方を知っておき、最悪の事態を招かないようにすることと、普段から熱中症の予防を忘れないようにして、愛犬を守ってあげてくださいね。

 

summer03「ワンコの熱中症を防ぐ!室内編」