【猫の種類】純血種人気ランキング(日本での飼育数)
犬猫 日本での飼育数
ペットフード協会による調査によると、2015年において日本の家庭で飼育されている猫は約987万4千匹で、約991万7千匹の犬とほぼ同数です。
ここ数年、犬の飼育頭数が減少しているものの、猫はほぼ一定の水準を維持しています。
日本でペットとして飼育されている猫で最も種類が多いのが雑種で、全体の8割にも及びます。
雑種の魅力は体が強いことで、病気にかかりにくくて寿命が長いという特徴があります。
人気ランキング(純血種)
純血種で飼育頭数ランキング1位はスコティッシュ・フォールドです。
スコティッシュ・フォールドは垂耳と人懐っこい性格が特徴のスコットランド原産の猫です。
長毛種と短毛種が存在しますが、長毛種の方が人気が高いです。
2番目に人気が高いのがアメリカンショートヘアーで、シルバーに黒の縞柄が特徴です。
好奇心が旺盛で陽気な性格で、犬と一緒に飼育することができます。
ちなみにアメリカンショートヘアーは2014年の人気ランキングでは1位にランクインしました。
純血種の人気ランキング3位はメインクーンで、「穏やかな巨人」の愛称を持つ大型のイエネコです。
メインクーンは賢くて手先が器用という特徴があり、訓練すれば人間用のトイレを使用して最後に水を流すこともできるようになる場合があります。
4位はロシアンブルーで、グレーの短毛とグリーンの目が特徴でロシア原産です。
一般的に猫には上下の関係という概念がないので、人間と対等もしくは自分が一番偉いと思っている猫がほとんどですが、ロシアンブルーは飼い主との主従関係を作ることも可能です。
さらに口臭や体臭がほとんどないので、家の中で飼いやすいことも人気が高い理由のひとつです。
スコティッシュ・フォールド、アメリカンショートヘアー、メインクーン、ロシアンブルーの4つは毎年人気ランキングで上位にランクインする常連です。
5位はペルシャ猫、6位ノルウェージャン・フォレスト・キャット、7位マンチカン、8位アビシニアン、9位ソマリと続いています。
飼い猫は見た目のみならず、性格も人気ランキングに大きな影響を及ぼしているようですね。