犬が無駄吠えしなくなるしつけ方は?
犬の無駄吠えの原因
犬を飼い始めた時に悩まされてしまうことが多いのが無駄吠え。
一体何が原因で吠えてしまうのか分からずに戸惑うものですし、ストレスになったりご近所の迷惑になったりと困ってしまいますよね。
でもしつけ方をしっかりとマスターしておけば問題をクリアできるはず。
しっかりとしつけをするためには原因を知る必要があります。
まず、無駄吠えの原因には要求吠えが挙げられます。
これはご飯やおやつを欲しがっていたり遊んで欲しいなどの気持ちで吠えているのですが、要求吠えの場合はまず無視をすること。
吠えられた時にすぐ従ってしまうと静かにさせることはできるものの、吠えれば従ってくれるものだと学習させてしまいます。
大切なのは従わない意志ですから、吠えられても無視をするようにしましょう。
要求吠え以外のしつけ方
吠える原因として恐怖心によるものもあります。
よくあるのが玄関のチャイムが鳴った時に吠えるケースですが、そうした時の対処法はいくつかあり、一つの方法として嫌がる別の音を出すという方法があります。
チャイムが鳴って吠えた時に例えばペットボトルを床に叩き付けるなどすることで、吠えると嫌なことが起こると感じさせることができます。
これを何度か繰り返すことによってチャイムが鳴った時にも反射的に吠えてはいけないと考えるようになるのです。
他にも吠えてしまうタイミングと言えば、飼い主が帰ってきた時です。
喜んで吠えているわけですから飼い主としては嬉しいものの、でもその度に吠えられるのも困るものです。
喜びが原因の場合は、「待て」や「伏せ」といった指示で抑えられることがあります。
「待て」などを教える時にはエサでつったり撫でたりして教え込むものですが、その過程で言うことを聞くと良いことが起こると学習します。
ですから喜んで吠えてくる時にも、「待て」や「伏せ」と指示することによって、犬も良いことが起こると期待して無駄吠えが治まることがあります。
もちろん「待て」などを教えておく必要がありますが、コミュニケーションの為にも有効ですので事前にしつけておくと良いでしょう。