最高にブサカワすぎる!世界一醜い犬コンテストとは
最高のブサカワ犬
海外では「世界一醜い犬」を決める大会が毎年開催されています。
6月にアメリカ・カリフォルニア州のペタルーマで行われている「世界一醜い犬コンテスト」というものなのですが、その年の最も醜い犬を選ぶ大会として世界中から注目を浴びている大会です。
今年優勝したのは、盲目のチャイニーズ・クレステッド・ドッグの「スウィーピー・ランボー」(17歳)でした。
出典:ugliest dog
第一印象と見た目や性格、観客への印象度などが評価されて選ばれたのだと言います。
この優勝したスウィーピー・ランボーには、賞金1500ドル(約15万円)が与えられました。
ちなみに、チャイニーズ・クレステッド・ドッグとは中国原産の犬種で、華奢な体をしているのが特徴です。
無毛のヘアレスタイプと長毛のパウダーパフタイプの2種類がいます。
今回優勝したスウィーピー・ランボーはヘアレスタイプですね。
世界一醜い犬コンテストを開催する理由
しかし、わざわざ一番醜い犬を選ぶだなんて、とても意地悪で残酷ではないかと感じますが、どうして「世界一醜い犬コンテスト」などという大会が毎年開催されているのでしょうか。
実はこのコンテストでは、内面の美しさが審査の対象となっています。
コンテストに参加している犬たちの多くは、不衛生な環境で飼育していた繁殖業者から保護されたり、保護施設から迎え入れられたような子たちばかりだそうです。
このような犬たちを見た目で判断することはせずに、保護施設から犬を引き取って里親になることを呼びかけているコンテストなのです。
身体的な特徴に関わらず、全ての犬が人間にとっての大切な存在になれるということを訴えているのだと言います。
ただ、「醜い」という言葉はどうしてもネガティブなイメージです。
名前だけ聞くと単なる悪趣味なイベントだと思われてしまいがちなので、できれば「醜い」ではなく、「ブサカワ」のような言葉に変えてもらいたいところではあります…。
「醜い犬コンテスト」今年も開催 米国 World’s ugliest dog competition in Petaluma