ラブラドールレトリバーってどんな犬種?
ラブラドールレトリバーという犬種
ラブラドールレトリバーという犬の名前を聞いたことがない人は少ないでしょう。
すぐに頭に浮かばない人でも、「盲導犬になっている犬」と聞けばすぐに思い浮かぶはずです。
今や盲導犬、介助犬として身近なところで活躍するラブラドールレトリバーはとても身近な犬種です。
ではラブラドールレトリバーとはどんな犬種なのでしょうか。
原産地はカナダで、もともとは水鳥猟などで銃によって撃ち落された鳥を、川や湖から回収してくるなどの役目をしていました。
体格は大型で、個体差はありますが成長すれば体重は約20キロ前後になります。
泳ぎが得意で、獲物を加えるあごの力も強いので、多少の大型の鳥でも加えて持ってくることが出来たのです。今でも、一般的に水遊びは好きです。
何よりかしこさと従順な性格から、訓練を受けたレトリバーは主人の指示、命令には絶対に服従するので、飼い主も信頼して狩りに同行したのでしょう。
ラブラドールレトリバーの性質
性格は温厚で、無駄に吼えたりすることは少ないのです。
他の犬ともすぐに仲良くなります。
一番の特徴は、人間が大好きで、主人の指示、命令には絶対従うので、セラピードッグなどとして人のために役立つよう訓練されています。
盲導犬は訓練によって、主人に危険が迫っていたら例え指示されたことでも従わないで回避する賢さも持ち合わせています。
また、嗅覚は普通の犬の数十倍と言われるほどで、空港で活躍する麻薬犬としてもよく知られています。
ドラマや映画などが人気になったこともあって、ペットとして家庭に飼われる犬種としてここ10年くらいは常にトップランクです。
我が家でも飼った経験がありますが、しつけも一度教えるとすぐ覚えるので本当に手がかからず飼いやすく、家族の一員として一緒に過ごしました。
大型なので平均寿命は10年から12、3年が普通ですが、まれに15年くらい生きる子たちもいます。
晩年は体の自由がきかなくなったり、歩行が困難になることも多くあるため、飼い主にとっては重労働ですが、私の周りのほとんどのラブラドールレトリバーは、飼い主によって手厚く介護され幸せな一生を送っています。