舌をしまい忘れる猫→体をなめる理由って?
猫が舌をしまい忘れるのはなぜ?
それぞれの性格にもよりますが、時々、舌をしまい忘れている猫ちゃんがいますよね。
猫の舌は人間と違って筋肉がしなやかで、出しっぱなしでも疲れないので、しまい忘れてしまうのだそうです。
毛づくろいの時には舌をクシがわりに使うので、体をなめている最中に眠ってしまうと舌を出したままになることが多くなります。
まぬけな姿ですが、とっても可愛らしいですね。
猫が体をなめる理由
猫が体をなめて毛づくろいをする理由は色々あります。
まずは一般的によく知られているのが、体を清潔にしているという事。
汚れを取り除いて、毛並みをキレイに整えています。
寒い時には、そのように毛並みを整えることによって体温を保っています。
毛並みを整えると、毛と毛の間に温かい空気が溜まるのです。
逆に暑い時には、体をなめることで体温を下げていると言われています。
人間のように汗をかく機能がない猫にとっては、毛づくろいで体温調節をする事が大切なのです。
また、なめることで体のかゆみをとることもできます。
猫の舌はザラザラしているので、体をかくにはちょうど良さそうですね。
さらに、これもよく知られていますが、ニオイにまつわる説もあります。
体をなめることで自分のニオイを消しているとか、逆に、他のニオイを取り除いて自分のニオイをつけているとも言われています。
正反対の説ですが、もしかしたらTPOによって使い分けているのかもしれないですね。
他には、何かイタズラして怒られた時にも体をなめ始める事があります。
猫はビックリしてどうしていいかわからなくなった時にも体をなめる事があり、そうすることで、自分をリラックスさせているのです。
このように体をなめるのには色々と理由がありますが、なんにせよ猫が毛づくろいしている姿を見ていると癒されますね。