犬猫大好き!情報室

犬と猫に関するいろんな情報をご紹介します。

【犬の病気】嘔吐、泡

犬の嘔吐、泡

f:id:niseir:20160713121317j:plain

犬はよく嘔吐をする動物といわれていますが、病気が原因のこともあります。
犬が嘔吐をするのはどのようなときで、またどのような嘔吐なら心配なのでしょうか。


犬が嘔吐をする直前には、舌をぺろぺろしたり「グブ、グブ」というような音を胃や食道の方から鳴らして苦しそうにします。
食べ過ぎた時、乗り物酔い、草を食べた時、不安感に襲われたときなどに良く吐きます。

また空腹すぎるときにも白い泡のようなものを吐くことがあります。

 

しかし、下痢を伴ったり、元気がなくてぐったりしているとき、嘔吐が止まらない時、血を吐くとき、または血が混じるとき、吐きそうなのになかなか吐けなくて苦しんでいるという場合には早く病院に連れていくようにしましょう。

 

そのような症状をともなう嘔吐がある犬の病気としては、食べたものによる中毒症状、異物の誤飲、胃潰瘍や腫瘍によるもの、胃捻転などがあります。
他にも犬の病気であるパルポウイルスなどの感染症や寄生虫による病気にかかっていることも考えられます。

 

その他の病気

肝炎や腎不全など内臓の病気でも吐くことがあります。
食べ過ぎや早食いで嘔吐をした場合でも何度も吐いたり、ぐったりしている場合には何か病気があるのかもしれません。

 

食べたものや泡を吐いても一度か二度で、その後すぐに元気になった場合には問題はありませんが、何度も吐いたり血を吐いたりして元気がない時には病院への受診が必要です。

また子犬の頃からよく吐く場合でも、いつものことだからと放置して何かの病気が進行してしまわないとも限らないので、一度病院に行くことをおすすめします。


そして犬が吐いたときは、少しずつ水を飲ませ食事は抜くようにします。
一旦胃の中を空にしてもう吐かなければ少しずつ食事を与えるようにすることで、回復も早くなります。


日ごろの愛犬の様子を見て、草を食べたから、いつもよりたくさん食べたから、車で酔ったからなどと原因が分かる場合で吐いた後、ケロッとしている場合は様子見でよいのですが、元気がないなどいつもと様子が違うときには早めに病院に連れていくことが大切です。